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大王製紙、中国にベビー用紙おむつ生産工場を建設
大王製紙は、市場成長が著しい中国におけるベビー用紙おむつの生産販売を目的とし、昨年12月、江蘇省南通市に100%出資による現地法人「大王(南通)生活用品有限公司」を設立し、生産工場建設の準備を進めてきたが、今年4月に建設に着手したと25日発表した。今年11月に同工場での生産を開始する予定。
大王製紙の中国におけるベビー用紙おむつ(ブランド名:GOO.N)の輸出販売は、直近で前年比230%以上の伸長を続けている。現地法人は、今年中は日本生産品の輸入販売で増販を進めながら、来年年初からコスト競争力のある現地生産品に順次切り替える計画。
中国の最大消費地である華東地区(上海市、江蘇・浙江・山東省等)に重点を置き、流通網と販売店舗数を拡大して同エリアにおけるシェアを3年以内に10%まで引き上げることを当面の販売目標としている。将来的には、同様に市場拡大が見込まれる大人用紙おむつ事業や生産拠点の複数化も視野に入れている。
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