Fedoraのブート時間が長い理由

2013年4月24日 07:00

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記事提供元:スラド

あるAnonymous Coward 曰く、 Red Hat社員でFedoraのUI設計などを行っているMairin Duffy氏は、メーリングリストからFedoraの問題点をピックアップするうちに、起動時間を改善する糸口を掴んだという(Mairin Duffyブログ本家/.)。

 Mairin Duffy氏は、ブログ上で現在抱えている問題点を書き起こしている。それによると、Fedora 18では壁紙やブートローダであるGRUB2などで古いデザインが多く使われていることが、体感的に速度を遅くしている要因であることが分かったという。

 たとえば、GRUBのタイムアウトを示す進行状況バーが、システム全体の起動の進捗と混同されている可能性があるとしている。Fedoraのロゴマークの推移がシームレスではない、GDMのログインからデスクトップをロードする時間が長すぎる、新しいカーネル部分の読み込みが遅い、ビデオモードを変更時に不必要に画面の書き換えを行うなどデザイナーの視点からさまざまな問題点を提起している。

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