プリンスホテルが大正大学内でレストランを運営

2013年4月12日 18:20

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「Cafe&Dining 鴨台食堂 by Princehotels&Resorts」のイメージ(画像:プリンスホテル)

「Cafe&Dining 鴨台食堂 by Princehotels&Resorts」のイメージ(画像:プリンスホテル)[写真拡大]

 西武ホールディングス傘下のプリンスホテルは11日、大正大学(豊島区西巣鴨)の「キャンパス改革整備計画」における大学内新規レストランの運営を開始すると発表した。プリンスホテルとして大学内レストランを運営するのは初めての試みとなる。

 4月18日にオープンするレストランは「Cafe&Dining 鴨台食堂 by Princehotels&Resorts」。大正大学内に新設される5号館の8階に位置する。洋食をメインとしてランチからカフェ利用、ディナータイムまで、プリンスホテルのシェフが工夫を凝らしたメニューとホテルのレストランサービスを楽しめる。また、事前に学生約4000人に対して行ったアンケートの結果もメニューやサービスに活かしている。

 今回プリンスホテルは、大正大学の「社会貢献や学生の社会教育の可能性を広めたい」という考えに賛同し、同レストランを運営することとなった。学生・教職員はもちろん、新しく建設される「すがも鴨台観音堂」(5月18日完成予定)への参拝者の利用や、地元周辺住民のコミュニティースポットとしての集客も見込んでいる。

 これまでもプリンスホテルは、新規事業として国営公園の運営なども受託してきたが、今回の大学内学食レストラン運営もその取り組みの一環となる。同社は今後もホテル以外の施設運営に積極的に取り組み、事業拡大を図っていく方針。

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