クラウドサービスの応答時間を最大50%短縮、ドコモが新技術を開発

2013年4月8日 19:24

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 NTTドコモは8日、クラウドサービスの応答時間を最大50%短縮するサーバー管理技術を開発し、その技術を様々なサービスへ応用可能とするためにソースコードを「OpenStack Foundation」へ提供したと発表した。同ソースコードは、「OpenStack」の最新版である「Grizzly」の標準機能として導入され、同団体が4月4日に公開した。

 OpenStackは、サーバー仮想化技術を用いて一台の物理サーバーを仮想的に複数のサーバーのように動作させ、仮想サーバーを顧客が利用するクラウドサービス毎に割り当てるクラウド基盤のソフトウェア。

 今回開発したサーバー管理技術は、応答時間の遅延の原因となっていたサーバー仮想化技術を利用することなく、OpenStack上で直接物理サーバーをサービス毎に割り当てることを可能にするもの。同技術により、一般的なクラウドサービスの応答時間を約10%~50%改善できるようになる。

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