米国、中国のサイバー攻撃を初めて名指しで非難

2013年3月15日 13:50

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記事提供元:スラド

あるAnonymous Coward 曰く、 米オバマ政権のドニロン大統領補佐官が11日、中国によるサイバー攻撃を名指しで非難し、「サイバー空間における共通のルール」に従うことを求めていたという(NYTimesWSJ.com本家/.記事)。

 中国が米国に対して行っているとされていたサイバー攻撃を米政府が名指しで言及したのは今回が初めてとなる。ドニロン大統領補佐官の発言によると米国は中国政府に対し「この問題の緊急性を公的に認めること」「国内のハッカー取締まりを公約すること」「国際的なルール確立のための対話に参加すること」の3点を求めるとのことだ。

 米国が中国を名指しにしたのには、セキュリティ企業Mandiantが最近発表した報告書が背景にある。同社は米企業へのサイバー攻撃を2年に渡り調査分析し、中国人民解放軍61398部隊の関与を突き止めている。一方中国はこの報告書が「専門性に欠け」、また「技術的証拠に欠ける」として受け入れない旨を表明している。

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