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旭化成ファーマ、コンタクトレンズ製造受託事業から撤退
旭化成ファーマは11日、同社の100%出資子会社である旭化成アイミーで展開しているコンタクトレンズ製造受託事業からの撤退を決定したと発表した。2013年11月末をもって生産終了する予定。
旭化成アイミーは、2010年12月にCooperVision Inc.(本社:米カリフォルニア州)が日本に設立したアイミー株式会社に製造以外の事業を譲渡し、コンタクトレンズ製造受託会社となった。しかし、コンタクトレンズ市場では旭化成アイミーの主力製品であるコンベンショナルコンタクトレンズ(使い捨てタイプでは無いコンタクトレンズの総称)の需要が長期的に減少しており、採算が厳しい状況が続いていた。
旭化成アイミーは市場環境の厳しさが増す中で、これまで事業継続に向けてあらゆる努力を重ねてきたという。しかし、将来的にも収益改善の見通しが立たないことから、今回「事業の継続は困難である」という判断に至った。
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