Kinect、拳を認識できるようにするべく研究開発中

2013年3月12日 07:00

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記事提供元:スラド

taraiok 曰く、 Microsoft ResearchはKinectを使ったソフトウェアの研究を続けている。最近では開いた手と握り拳の識別を行うべく研究のが進められているという。技術的な詳細な公開されていないが、認識のために膨大な数の人の開いた手や握り拳のイメージを取り込み、学習させるというこれまでの姿勢を判断するための骨格トラッキング技術と同様のアプローチを取っているという(I Programerデモ動画本家/.)。

 手が開いているか閉じているかの検出が可能になれば、マルチジェスチャータッチスクリーンインターフェースは大きく前進するだろう。デモ動画では、手のつかむ動作を短く繰り返す動作でWindows 8のアプリを呼び出したり、手を閉じている状態で行動をトレース、開いた状態でキャンセルするといった機能がデモンストレーションされている。また、ペイントソフト上のデモでは握り拳の状態で線が描かれ、開いた状態では描かれないといった機能も映し出されている。この機能はWindows用のKinect SDKの次期バージョンで搭載される予定だとしている。

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