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【菜々美のマーケットにつぶやき】女性は長所と欠点をわきまえて株投資と向き合おう
わたしの周辺でも、株投資で儲かったという話を聞くことが増えました。株のよいところは、か弱い女性でも・・・、えっ、今どきの女性は弱くないという意見ですか、それは男性が弱くなったのではないかしら。それはともかくとして、その、か弱い女性や年配者でも脳細胞にガンバッテもらえれば儲けることができることです。
でも、株は最終的には勝負ごとです。わたしたち女性にとって、どちらかといえば苦手としていることに、判断、決断があります。苦手というより、できるだけ自分では決めたくない心理が強くブレーキをかけます。もちろん、男性顔負けの決断力を持ち合わせている女性もいることでしょう。でも、一般的には物事を決めるとなると顔をそむけがちです。
損をしたくない、自分だけ被害者になりたくない、失敗はしたくない、責任はとりたくない、といった感情を神様が女性に与えたものでしょう。
昨年秋、安倍政権が誕生して、これまで安倍さんの言うことを聞いていれば、どんな銘柄でも儲かったのではないでしょうか。でも、そろそろ安倍さんの言うことなら、すべてオーケーという局面ではなくなりつつあるときを迎えているように思われます。なぜなら、2月中旬以降は買った銘柄が、なかなか儲からなくなっていると思いませんか。いわゆる、マーケット言葉でいう「シコッテキタ」という状況です。
言いたいことは、これまでは女性特有の、「好き嫌い」の発想で、「安倍さんは好き、だからなんでも買い」でよかったのです。でも、これからは、好き嫌いではなく、「安倍さんの言っていることはどのていど実現するか」を吟味しなくてはいけなくなっています。判断したり決断することは苦手で嫌い、といって顔をそむけていては儲けることは難しくなりつつあります。
株は最後は勝負ごとと言いました。勝負ごとは最初はどういわけか1~2回は儲かるものです。でも、最後は大きく損を被るのが勝負の世界でしょう。そこには、欲との戦い、一瞬の判断・決断の迷いが大きいと思います。これからは、女性の苦手とするところをよく分かったうえで株投資に臨みたいものです。でないと、最後は損をするという繰り返しが待っているだけです。『己に克てないで勝負にはかてない』という教えは、男性だけのものではないとおもいます。がんばりましょう。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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