Solaris x86 ユーザ、Oracle の愛がないと嘆く

2013年3月6日 11:40

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記事提供元:スラド

 Oracle は旧 Sun Microsystems から受け継いだ Sun Fire シリーズの 1U/2U サーバには既に興味がないようだ。ラリー・エリソン CEO は 2013 年の決算発表で「コモディティの x86 のビジネスがゼロになっても、私は気にしない」と述べたとのこと (TechTarget ジャパンの記事より) 。

 Oracle が注力しているのは Exadata や Exalogic、Exalytics など数百万ドルから数千万ドルの高価格帯で販売されるエンタープライズ方面のエンジニアド・システム。Sun システム管理者サイト sunhelp の創設者である現運営者であるビル・ブラッドフォード氏は Sun 買収前後の Oracle の態度について、愛好家や開発者、システム管理者、SOHO のコミュニティーが Sun に寄せていた「信用を裏切り、敵意を抱かせた」と述べている。

 また、sunhelp.org を訪れて初めて知ったのだが、今月 24 日で opensolaris.org は閉鎖され、以降のサポートは java.net あるいは Oracle Technology Network で行われるようだ。OpenSolaris 終了については 2 年半ほど前の /.J 記事参照のこと。

 Sun Fire (の外見) とかが好きだった人は Cisco UCS C シリーズに行った方がスキトキメキトキス分を満足させられるのではないかなとも思える。

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