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世界初の「宇宙旅行者」デニス・チトー氏、2018年にカップルでの民間火星旅行を計画
記事提供元:スラド
rm -fr 曰く、 世界で初めて自費で宇宙旅行をしたデニス・チトー氏が、民間ファンドによる有人火星飛行計画を発表した。米国人の男女1人ずつのカップル(結婚した夫婦を想定)を載せた宇宙船を火星を「フライバイ」させて501日で地球に帰還する計画で、軌道計画図によると2018年1月5日に打ち上げ、火星を2018年8月21日にフライバイし、2019年5月21日に地球に帰還する予定のようだ(産経新聞、Space.com記事)。
NASAによる技術的な支援はうけるが、国家予算等からの資金は受けずチトー氏自身が創設した非営利民間団体「The Inspiration Mars Foundation」が開発を行うという。ただ、資金調達や技術開発、長期間の無重力(現在の宇宙滞在記録は437日で計画の火星旅行よりも60日も少ない)、太陽嵐の危険性のある惑星間宇宙における人体への影響などの問題も指摘されている。
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