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汎用データフォーマット「MessagePack」、IETFでの標準化でゴタゴタが発生中
記事提供元:スラド
imunolion 曰く、 シリアライズ化されたデータの保持に使われるMessagePackフォーマットが、標準化団体であるIETF(Internet Engineering Task Force)で標準化に向けて議題されている模様。しかし、MessagePackの開発者である古橋貞之氏とは関係の無い第三者が標準化を進めようとして問題になっているようだ。詳しくはGeekなページでまとめられているが、これを受けてDeNAの奥一穂氏が「MessagePack is in danger!」というエントリを書いたり、tokuhirom氏が「汎用データフォーマットにたいする雑感」というエントリを書くなど、一部で波紋が広がっている模様。
問題なのは、提出されたプロトコルに対し新しい改良点が盛り込まれる予定である一方で、後方互換性が失われる点にあるらしい。現プロトコルの開発者らはこれについて反対を表明しており、様々な働きかけが行われるそうだ。
ちなみに、問題とされているのは文字列とバイナリの扱いに関するものだそうだ(MessagePackが文字列とバイナリをわけないのは問題?、MessagePackの文字列型追加において、Extended型を導入する提案、Togetterまとめ)。
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