携帯電話を追跡して交通渋滞を分析する

2013年2月27日 06:00

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記事提供元:スラド

あるAnonymous Coward 曰く、 MITとカリフォルニア大学バークレー校の研究者らが携帯電話を使って通勤時の交通渋滞を分析する試みを行ったそうだ(Ars Technicaの記事)。

 携帯電話では、通信している基地局の位置からそのだいたいの場所を検知できることはよく知られている。この調査ではこれを利用し、自動車通勤者の通勤経路や位置情報を取得したという。

 その結果、ラッシュアワーでも98%の道路は余裕があり、2%の道路が渋滞の原因になっていたことが分かったという。両大学はさらなる分析を行い、カーナビゲーションなどと連動した交通渋滞緩和システムを作っていくとのこと。

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