シャープ、光学式手振れ補正機能搭載のスマホ向けCMOSカメラモジュールを開発

2013年2月25日 16:49

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CMOSカメラモジュール「RJ63AC300」(画像:シャープ)

CMOSカメラモジュール「RJ63AC300」(画像:シャープ)[写真拡大]

 シャープは25日、スマートフォンなどのモバイル機器向けに、光学式手振れ補正機能を搭載し、業界最小サイズ(8.5×8.5×厚さ5.75mm)を実現したCMOSカメラモジュールを開発し、発売すると発表した。3月15日にサンプル出荷を開始し、4月29日から量産を開始する予定。

 スマートフォンなどのモバイル機器は携帯性やデザイン性を追求した機種へのニーズが高まる一方、搭載するカメラには手振れ補正機能が求められている。また、AV機器やPCなどとの連携が進む中、明るく高画質な映像を撮影したいというニーズも高まっている。

 今回シャープが開発したカメラモジュールは、オートフォーカス付の光学式手振れ補正機能を搭載。モジュール内部のレンズを制御するレンズチルト方式の採用などにより、従来機種に比べて約35%の小型化を実現した。スマートフォンなど搭載端末のさらなる高密度実装に貢献する。

 また、F2.0のレンズを採用し、暗いシーンや動きのあるシーンでも明るく高画質な撮影が可能。さらに、フルハイビジョン(1080p/60fps)動画の撮影にも対応しており、手振れを抑えた高画質な映像を大型液晶テレビなどで楽しめる。

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