【ひとくち情報】「ショック安」の可能性、トヨタ、三井住友建設など

2013年2月21日 12:28

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

  あるベテラン投資家氏は、昨年暮れから今年2月上旬くらいまでは、極端に言うと、鉛筆を転がして銘柄選びをやっても儲かった。しかし、「節分」あたりを境に簡単には儲からなくなったと指摘する。恐らく、投資家の中には小口の損失を抱え始めた人も多いのではないかとみている。こういう時に尖閣でなにかが起きると「ショック安」の可能性もあると心配されている。

  今日のトヨタ自動車 <7203> は、35円安の4735円まで下げて前場の引けは4790円。日本の貿易収支赤字が拡大していることから、収支改善のリーダー的存在として期待は強い。あまり、期待が強いと荷が重いのでは、との同情の声も。

  24日は、イタリアの選挙がある。ユーロ・円には際立った動きはみられないものの、ドル・ユーロではユーロ安が気になる。

  アメリカのFOMCの報告書では、金融の出口戦略の気配が漂っていると心配する向きも。金融緩和は遠のくようだ。金融相場から業績相場へ潮の流れが変わることも。

  三井住友建設 <1821> の主要株主異動。大和証券エスエムビーシープリンシバる・インベストメントの持株比率が24.07%から9.38%へ低下。第2位の株主へ。株価は74円(1円安)。

  安倍政権になってはじめて3人の死刑が執行されたという。東京、大阪、名古屋の死刑囚という。このところ凶悪犯罪が目立つこともあって、政権は厳しい姿勢で臨んでいるようだ。

  寿司ロボットの鈴茂器工 <6405> が、2005年11月以来、ほぼ8年ぶりの1000円台乗せ。回転寿司店舗の海外展開につれて寿司ロボット好調。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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