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【相場熟者が答える投資相談】ディー・エヌ・エーは換金売り一巡も、リバウンド待ちで
【問い】 ディー・エヌ・エー <2432> を2000円で500株持っていますが、今後の見通しと対処方法をよろしくお願いします。
【答え】 2月20日(水)は27円高の2574円と反発しています。
ディー・エヌ・エーは、1月15日に昨年来の高値3430円と買われた後、冴えない展開が続いています。ガンホー・オンライン・エンターテイメント <3765> (JQS)が、『パズル&ドラゴンズ』の大人気で、2期ぶり最高益更新を好感し、連日高値と上値を伸ばしており、ガンホーへの乗り換えのため、ディー・エヌ・エーに換金売りが出ているようです。また、18日にはグリー <3632> が自社株買いの実施を発表し買い直されていましたので、値動きの良い銘柄へ乗り換えの動きが加速したと推測されます。
ディー・エヌ・エーの足元の業績、今3月期売上高は2060億円(前期比40.6%増)、営業利益は785億円(同30.3%増)、純利益は448億円(同43.9%増)と最高益更新見通しで、期末一括配当50円(同14円増)を予定しています。また、DeNAベイスターズの野球観戦できる株主優待制度の新設も明らかにしています。
株価は、コンブガチャ問題で売られた昨年6月4日の上場来安値1392円から1月15日に昨年来の高値3430円と2038円幅(2.46倍)と上昇。ほぼ3500円処の上値フシに到達したことで、目先目標達成感が出たため、2月18日安値2405円と調整しました。ただ、今期予想PER8倍台と割安感が指摘される水準に届いていますし、突っ込み警戒感も出るところと予想されます。3月権利取りの動きも期待されることから、リバウンドを待って売却を考えても良いでしょう。(株式評論家・摩周湖)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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