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三井造船、トルコ向け港湾用クレーンを受注
三井造船は9日、Yilport Container Terminal and Port Operators Inc.(Yilport)より、トルコのゲムリックターミナルおよびゲブゼターミナル向けにコンテナクレーンを受注したと発表した。
Yilport Container Terminal and Port Operators Inc.(Yilport)は、トルコにおいて石炭、鉄鉱石、肥料等の輸出入、海運業等を手がけるYildirim Holding Inc.(Yildirim)の100%子会社。
今回、ゲムリックターミナル向けにコンテナクレーン4基、およびゲブゼターミナル向けにコンテナクレーン4基の合計8基を受注した。引き渡しは、ゲムリックターミナル向けのコンテナクレーン4基が2014年2月、ゲブゼターミナル向けのコンテナクレーン4基は2014年8月を予定している。
ゲムリックターミナルはイスタンブール南方約70kmに位置し、現在建設中で2014年1月完成予定。また、ゲブゼターミナルはイスタンブール南東約40kmに位置し、拡張を計画中で2014年4月の完成を予定している。三井造船は既にこのターミナルにコンテナクレーン4基、RTGクレーン18基を納入しており、そのクレーンのパフォーマンスの良さが評価され、今回の受注につながった。
トルコは経済成長が見込まれ、年々物量が増加し、大型コンテナ船対応のコンテナクレーンが必要とされていた。ゲムリックターミナル、ゲブゼターミナルの両ターミナルに納入するコンテナクレーンは大型の23列のコンテナ船に対応している。
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