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ピーチ、関空第2ターミナルを全路線で使用 日本初のLCC専用施設
格安航空会社(LCC)のピーチ・アビエーションは26日、10月28日より供用が開始される関西国際空港第2ターミナルをピーチの全ての路線で使用すると発表した。
関空第2ターミナルは関西空港2期島に新しく整備されたLCC専用の施設。第2ターミナルでは航空機が自走式で駐機場に出入りするため牽引車によるプッシュバックを必要としないこと、また、顧客には1階平屋建てのターミナルから徒歩で搭乗機に向かってもらうため、通常の空港にあるようなボーディングブリッジ(搭乗橋)がないことが特徴。空港においても全てにおいて徹底したローコスト体制が実現することでピーチのLCCとしての基盤が完成する。このようにLCC向けに設計・建設されたターミナルとしては日本初の施設となる。
第2ターミナルの供用開始について、ピーチの井上慎一代表取締役CEOは、「日本で初めての本格的LCC専用ターミナルがピーチの拠点である関西国際空港で実現して感無量の想い。このターミナルには、ピーチが世界中のLCCを研究して得たノウハウが最大限に活かされており、ピーチと新関西国際空港会社とが知恵を出し合い、日本の空港のあり方に新しい方向性を示すことになった」とコメントしている。
第2ターミナルの供用開始にともない、10月28日からのピーチの全路線は第2ターミナルを利用することになる。チェックイン場所もこれまでのエアロプラザ(国内線)、旅客ターミナル4F(国際線)から第2ターミナルに変更される。また、チェックイン時刻は、国内線は出発時刻の25分前まで、国際線は出発時刻の50分前までとなる。
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