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佐川、光岡自動車の新型3輪EV「雷駆T3」専用ボディを開発 宅配に活用
集荷・配達に適した専用ボディ搭載の「雷駆T3」(写真:SGホールディングス)[写真拡大]
佐川急便などを傘下に持つSGホールディングスグループにおいて車両整備・新車販売・ボディ販売事業を展開するSGモータースは19日、光岡自動車とユアサM&Bが発表した新型3輪電気自動車(EV)「雷駆T3」について、宅配便の集荷・配達に適した専用ボディを開発したと発表した。
10月17日に日本自動車会館(東京都港区)で「雷駆T3」の共同プレス発表会が開催され、今回開発されたSGモータース製ボディを搭載した佐川急便仕様の車両が展示された。「雷駆T3」は定員2人、最大100kgの積載が可能な3輪EVであり、宅配サービスをはじめとした様々なシーンでの活用が想定されている。
「雷駆T3」専用ボディの特長は、「積載量を考慮し軽量化を図るため、アルミ材を使用したコンパクトなボディ設計」、「雨天時の集配を考慮したオリジナルキャノピー装備」、「車両並びに通行人の妨げにならない左サイドオープンの荷台」、「荷台開閉の負担軽減のためのドアダンパーおよびセキュリティ用のキーを装着」、「丸味を帯びた斬新なデザイン」など。
SGホールディングスグループの佐川急便では早くから天然ガス自動車の導入を積極的に進めているが、さらなる環境配慮型車両の導入に向けた検討を進めていたSGモータースは、今回発表された「雷駆T3」に当初から注目し、開発段階から参画していた。
SGモータースは自社内に車両ボディ製造部門を有しており、小型から大型車にいたるバン・ウィングボディの他、冷凍・冷蔵車や特装車両など様々なボディ製造の実績がある。これら製造ノウハウを活かし、今回「雷駆T3」専用のボディを新たに開発した。
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