丸紅、ウクライナ企業と炭鉱地下水飲料水化設備供給契約を締結

2012年10月18日 13:16

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 丸紅は18日、ウクライナ環境投資庁(SEIA)傘下のDERZHEKOINVEST社との間で、東レの限外ろ過膜および逆浸透膜技術を活用した炭鉱地下水飲料水化設備供給契約を締結したと発表した。なお、今回の案件は、新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)とSEIAが交わしたAAU購入契約に基づいたGIS(Green Investment Scheme)事業として実施されるもの。

 ウクライナ東部のルガンスク州では、廃鉱からのマンガンや塩分を多く含む炭鉱地下水が河川に流入することによる水質汚染および飲料水不足が深刻な問題となっている。この問題に対し、丸紅はウクライナ側より日本の最新技術の紹介の要請を受け、東レの限外ろ過膜および逆浸透膜を活用した技術を提案。両国政府の承認を得た上で今回契約締結に至った。

 同州政府は州内約20か所の廃鉱からの湧出水を飲料水化することで、水質汚染問題を解決すると同時に、同州の飲料水需要の約三分の一を満たすことが可能となると見込んでおり、今回の案件は同州におけるモデルケースとなる。

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