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日航、「JAL×ジブリ」特別デカール機が国際線に4年越しで就航
日本航空(JAL)とスタジオジブリは2012年夏、「空を飛ぶことの夢、よろこび、楽しさ」を顧客と共感していくことを目的に「空を飛ぶ。」プロジェクトを再スタートしたが、同プロジェクトの一環として、公募デザインを外装に描いたボーイング787特別デカール機が2012年10月14日より国際線に就航した。
同企画は、2007年8月から2008年1月の間、「あなたが乗って旅してみたい、空飛ぶ乗り物」をテーマに787型機の外装に描くイラストを国内外の小学生から公募するというもので、審査にはスタジオジブリも加わり、応募があった13,474点の作品の中から最優秀作品1点、優秀作品6点を選出した。日航は、これら計7点の作品を機体に描く準備を進めていたが、787型機の製造・受領の大幅遅延により特別デカール機の就航も延期せざるを得ない状況になっていた。
今回、787型機5号機の受領を受け、作品デザインのデカールを機体外装に貼り付けることができ、4年越しで特別デカール機の就航を迎えることになった。運航路線は東京(成田・羽田)発のボーイング787型機就航路線で、主に北京・シンガポール・モスクワ・ボストン・サンディエゴとなる。運航期間は2012年10月14日~2013年3月31日の予定。
今回のデザインは、宮崎駿監督の監修のもと、機体の両側に宮崎監督と最優秀賞の「夢の乗り物」を、左右それぞれに優秀賞3点の「夢の乗り物」が描かれている。監督の絵を先頭に優秀賞3点が続き、最後尾に最優秀作品が青空を飛行する様を大きく表現している。
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