みずほ銀で不審な電子メールによる不正取引が発生

2012年9月27日 20:40

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 みずほ銀行は27日、9月25日にみずほ銀行をかたった不審な電子メールによる不正取引が発生したと発表した。同行では、既にホームページや電子署名付電子メールによる顧客への注意喚起などの対策を実施しているが、9月9日から9月26日までに不審メールに関する問い合わせを60件程度受け付けているという。また、実被害の発生も確認されており、今後被害が拡大する可能性もあるため、今回改めて発表することとなった。

 みずほ銀によると、同行をかたり、「みずほダイレクト」の契約内容などの顧客情報を盗み取ろうとしている不審な電子メールが、同行との取引の有無に関わらず不特定多数に発信されているという。当該電子メールに記載されているURLをクリックしたり、メールを開いただけで自動で立ち上がるページで、「みずほダイレクト」のお客さま番号や暗証番号などの重要情報を入力・送信させる仕組みになっている。これらの方法により、悪意の第三者が不正に暗証番号等の情報を取得し、それを用いて不正な取引を行おうとしていることが判明しているという。

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