ウィルコムのPHS電話機「イエデンワ」、宮城県で緊急時通信手段として採用

2012年9月5日 13:28

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「イエデンワ<WX02A>」(画像:ウィルコム)

「イエデンワ<WX02A>」(画像:ウィルコム)[写真拡大]

 ウィルコムは4日、宮城県の各種施設において、緊急時の通信手段として「イエデンワ<WX02A>」が採用されたと発表した。

 イエデンワは、据え置き型のデザインをしたPHS電話機で、設置工事が不要であるため場所を選ばず使用できるのが特徴。また、省電力というPHSの特長を活かし、AC電源のほかに乾電池でも駆動(単3型アルカリ乾電池4本で約800時間駆動、約10時間の連続通話が可能)するため、電源のない場所での通信手段としても活用できる。

 宮城県では、県内の学校、保育所、県・市町村機関などにイエデンワを982台(2012年9月3日現在)設置して通信手段の複数化を図り、災害などの緊急時の連絡手段や地域コミュニティとの連携手段として活用されている。

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