トヨタ、「マークX」にスポーツコンバージョン車シリーズ“G SPORTS”を新設定

2012年8月27日 16:59

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350S“G's”(ホワイトパールクリスタルシャイン)<オプション装着車>(画像:トヨタ自動車)

350S“G's”(ホワイトパールクリスタルシャイン)<オプション装着車>(画像:トヨタ自動車)[写真拡大]

 トヨタ自動車は27日、トヨタが自ら開発するスポーツコンバージョン車シリーズの第4弾として、「“CONTROL AS YOU LIKE”~意のままに操る喜びを~」をコンセプトとした“G SPORTS(通称G's)”を新たに「マークX」に設定し、全国のトヨペット店(東京地区は東京トヨタでも販売)を通じて10月9日に発売すると発表した。価格は359万円(税込)から。

 “G's”とは、より幅広い顧客に「走りの味」「クルマの楽しさ」を提供するために、GAZOO Racingのテストドライバーがトータルチューニングを施し、「意のままに操れる」ハンドリング性能を実現するとともに、架装工程のインライン化などにより、購入しやすい価格設定としたスポーツコンバージョン車シリーズ。

 今回、新設定した“G's”は、「走りの楽しさ」「操る喜び」を追求するため、コイルスプリングやショックアブソーバーに加えブッシュなどにも専用チューニングを施したサスペンションを採用。さらに、各種メンバーブレースの採用や溶接のスポット点数の追加によりボディ剛性を向上させるとともに、床下気流を整流化し優れた操縦性を実現する空力パーツを配置。これに加え、高剛性かつ軽量の専用19インチ鍛造アルミホイール、高性能タイヤをはじめ、レッド塗装や“G's”ロゴをあしらった専用ブレーキキャリパーなどを採用することで、FRモデルならではのスポーティな走りを特徴としている。

 外観では、専用デザインのバンパー(フロント・リヤ)、フロントグリルや専用4本出しマフラー(大径バッフル)を採用するとともに、“G's”エンブレムをフロントフェンダーならびにラゲージドアに配したほか、スモーク加飾のヘッドランプやリヤコンビネーションランプなどにより、アグレッシブな躍動感を表現している。

 内装では、運転席および助手席を“G's”エンブレム付専用スポーツシートとしたほか、シート表皮にはアルカンターラを採用。専用オプティトロンメーター(白文字盤/“G's”ロゴ付)、レッドステッチを施したステアリングホイールやシフトレバーノブ、カーボン調加飾のインストルメントパネルなどにより、スポーティ感を演出している。

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