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格安航空ジェットスターが関空を第二拠点に、発着便増便や新規路線就航
格安航空会社(LCC)のジェットスター・ジャパンは23日、今年10月28日より関西国際空港を第二拠点とすると発表した。関空を第二拠点として発着便を増便するほか、国内線及び国際線の新規路線を就航する。ジェットスター・ジャパンは、関空を拠点とすることで国内外の旅行者に更なる旅の選択肢を提供すると同時に、直接的および間接的な雇用機会の創出により、旅行業界や地域経済の活性化に貢献する。
ジェットスター・ジャパンの鈴木みゆき社長は、関空を第二拠点とすることについて、「ジェットスターグループの国際線ネットワークを最大限生かすことが可能となる大阪(関西)を第二拠点とできることを大変嬉しく思う。ジェットスターは2つのハブ、大阪(関西)および東京(成田)を通じて、お客様に更に多くの選択肢を提供し、国内外の旅行者の『スマートライフ』実現のサポートを継続していく」と述べている。
また、鈴木社長は、「大阪(関西)は、5年前、日本へ運航する初めてのLCCとして、ジェットスターグループが日本=オーストラリアの長距離国際線を就航した特別な空港。ジェットスター国内線就航により、旅行者はジェットスターグループのネットワークを通じて容易に国内外の景勝地や有名観光地を訪れることができる。今後は札幌のお客様が、大阪のユニバーサルスタジオに立ち寄ってから、沖縄にダイビングに向かったり、沖縄の旅行者が北海道でのスノーボード旅行に行く途中、“食の都”大阪や京都・奈良といった古都を訪れたり、お手頃な航空券を購入後に旅程を考える『ちょい旅』といった新しい旅のスタイルが普及してくることも予想される。また、海外からのインバウンド旅客は、大阪(関西)や東京(成田)を経由して、国内旅行をより気軽に楽しめるようになる。つまり、ジェットスター国内線の第二拠点となった大阪(関西)は、旅行業界全体および就航地の地域経済へ様々な好影響をもたらす可能性を持っていると考えられる」と述べている。
ジェトスター・ジャパンは、今後関空をジェットスターグループのハブ空港として拡充し、同空港を起点に国内外の幅広い顧客により多くの旅の選択肢を提供する。具体的には、関空を拠点に、8月24日より大阪(関西)=札幌(新千歳)および大阪(関西)=福岡(福岡)、10月28日より大阪(関西)=沖縄(那覇)、さらに11月1日より大阪(関西)=シンガポール路線の新規就航を予定している。
なお、ジェットスター・ジャパンは、2014年末までに導入予定のA320新造機24機のリース契約を締結済みであり、順調に拡大路線を歩んでいる。今後、関空および成田を拠点として拡大を継続するにあたり、両拠点におけるパイロット、キャビンクルー及び空港旅客サービススタッフ等々、積極的に採用活動を継続していく方針。
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