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Retina ディスプレイ搭載の MacBook Pro に Linux を入れるのは待て
taraiok 曰く、
あなたが MacBook Pro を購入して、Linux インストールを企てているのであれば、Retina ディスプレイ搭載の新 MacBook Pro の購入は控えるべきだろう。なぜなら、まともに動作しないからだ。少なくとも現時点では、Linux カーネルをブートするためには、特別なブートパラメータが必要で、その上グラフィックドライバが動作しない、内蔵 GPU と外部 GPU を切り替えるハイブリッドグラフィックスのサポートもない、Wi-Fi まで使えないときている (Phoronix の記事、本家 /. 記事より) 。
しかも、新 MacBook Pro 本体にはギガビット Ethernet ポートや FireWire が装備されていない。これらの拡張ポートは Thunderbolt 経由で提供されているが、Linux ではドライブの問題がありしばらくは使えない見込みだ。このため、ファイル転送には USB ポート対応のメモリなどを使用して行う必要がある。また困難を乗り越えて Linux をインストールしたとしても、GNOME シェルなどのデスクトップシェルが Retina ディスプレイが最適化されていないことから使い勝手が今ひとつだ。もう一つの大きな問題は消費電力だ。Ubuntu インストール時の消費電力は OS X のときより 20 % も高くなった。ACPI パラメーターなどを管理するドライバがうまく有効にならないだためだ。
今後数か月で Linux のサポートは改善されると思われるが、現時点では問題が多すぎる。環境が揃うまで購入するのは控えたほうががいいだろう。
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新 MacBook Pro (Mid 2012) 登場、など 2012年06月12日
※この記事はスラドから提供を受けて配信しています。
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