Gartnerのアナリスト、Windows 8を酷評→あとで慌てて記事を修正

2012年7月27日 06:00

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記事提供元:スラド

taraiok 曰く、 GartnerのアナリストGunnar Berger氏が、Windows 8について5項目のレビュー記事を投稿した。その中には、Windows 8の新しいデスクトップ「Metro」をタッチパネルではなく、キーボードとマウスを使用したときの操作性について酷評する内容が含まれており、話題となっている(Gunnar Berger氏ブログ(修正前)Gunnar Berger氏ブログ(修正後)PC Pro本家/.)。

 問題として挙げられていたのは、別のPCからWindows 8がインストールされたPCにリモートアクセスしたとき、画面外のアプリケーションにアクセスするときのスワイプがマウスではうまく行かなかった点。また、Windows 8ではスタートメニューが廃止されたことから、目的のアプリにたどり着けないイライラが氏の不満を増幅、操作性を酷評する記事のアップに繋がった模様。そのほか、記事ではマーケティング的なものから操作性などさまざまな点について評価していたが、ネットでは「GartnerのアナリストがWindows 8を酷評」したとして拡散されることなった。

 氏は慌てて該当部分のキツイ言い回しを削除したが、それが炎上を加速させてしまった。氏は、PC Proのインタビューに対して「記事はガートナーの公式の調査ではない」と強調、「記事の一部分だけ切り取られて拡散されてしまったので動揺している。私はWindows 8を全体的に見ると優れたOSだと考えている」とフォローした。

 しかし、ネットではBerger氏と同様にWindows 8のマウス・キーボード使用時の操作性について不満意見を持っている人が多い。本家のコメント欄などでは「オリジナルのぶち切れ記事」を消さない方がよかったという意見が多いようだ。

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