パナソニック、ミラーと映像を組み合わせた業界初のリハビリ機器を受注開始

2012年7月18日 11:19

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リハビリ・ナビゲーションシステム「デジタルミラー」(画像:パナソニック)

リハビリ・ナビゲーションシステム「デジタルミラー」(画像:パナソニック)[写真拡大]

 パナソニックのヘルスケア社は17日、ミラーと映像を組み合わせた、リハビリのトレーニング、計測、データ記録が一台でできる、リハビリ・ナビゲーションシステム「デジタルミラー」を、7月20日から受注開始すると発表した。近畿エリアの病院や介護施設から始め、順次全国へ展開していく。

 同製品では、画面(ミラー)に映るお手本映像と自分の動きをリアルタイムに比較できるため、利用者はより正確なトレーニングが可能となる。「ストレッチ」や「筋力」、「バランス」など、目的にあわせた様々なメニューを搭載。豊富なメニューにより、利用者は楽しくリハビリを継続できる。

 また、「開眼片足立ち」、「可動域測定」など、リハビリ現場で使用される6つの測定項目の計測が可能。測定結果や画像データは個人別に記録・管理できる。結果をリハビリ前後で視覚的に比較でき、効果を分析しやすくなることなどにより、リハビリの質の向上とリハビリスタッフの業務の効率化が期待される。

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