三菱地所と米ラサール、相模原市に国内最大級の大型物流施設を着工

2012年7月11日 19:15

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外観パース(画像:三菱地所)

外観パース(画像:三菱地所)[写真拡大]

 米ラサール・インベストメント・マネージメント(本社:イリノイ州シカゴ)と三菱地所は11日、共同開発する国内最大級のマルチテナント型大型物流施設「ロジポート相模原」を、7月17日に着工すると発表した。

 「ロジポート相模原」の竣工は2013年8月を予定しており、入居企業を募集している。現時点で既に大手3PL企業との間で約23,500m2(全体の約13%)の賃貸面積の契約を予定している。

 「ロジポート相模原」の立地の特徴は、圏央道「相模原愛川IC」の開通(2012年度開通目標)により、首都圏と西日本の結節点となるだけではなく、首都圏広域をもカバーする戦略的物流拠点として注目を集めているエリアであること。また、圏央道以外にも国道129号線に面し、国道16号線に約4kmという主要幹線への高いアクセス性や、「橋本」「相模原」「淵野辺」「上溝」のJR各線各駅とバス路線で結ばれており、周辺に広大な住宅エリアを擁する優れた雇用環境も魅力。さらに、相模原北部の工業団地内に立地し、40フィートコンテナ車をはじめとした大型トラックによる24時間オペレーションが可能。

 延床面積は約210,000m2(東京ドーム約4.5個分)という日本最大級の規模であり、1フロア約35,000m2(約11,000坪)の大規模な倉庫空間を実現。また、プレキャスト工法・免震構造の採用により、高品質、高耐久、高耐震性を実現している。

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