【話題】「主役銘柄なき」夏相場、出来高上位銘柄にバラツキ顕著

2012年7月3日 14:51

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

  マーケットは強いものの「主役銘柄」に欠けている印象が強い。3日(火)、14時頃の東証1部の出来高上位20社を見ると次のようだ。

  みずほフィナンシャルグループ <8411> 株価135円、全日本空輸 <9202> 193円、川崎汽船 <9107> 135円、三菱UFJフィナンシャル・グループ <8306> 390円、野村ホールディングス <8604> 299円、日本郵船 <9101> 211円、商船三井 <9104> 279円、三井住友建設 <1821> 61円、東芝 <6502> 302円、ルック <8029> 579円、三井住友トラスト・ホールディングス <8309> 241円、シャープ <6753> 390円、日特建設 <1929> 92円、高島 <8007> 378円、りそなホールディングス <8308> 340円、日立製作所 <6501> 490円、マツダ <7261> 105円、東京電力 <9501> 154円、OKI <6703> 132円、長谷工コーポレーション <1808> 57円。

  コード番号8000番台、9000番台の銘柄が比較的多いものの、全体として見ればバラツキがみられる。しかも、7月から自然エネルギー買取がスタートしたものの、太陽光関連といったテーマ性銘柄も特に見受けられない。強いて言うなら、株価300円以下の「低位銘柄」が物色の中心といえる。

  こうした焦点の定まらない、どちらかと言えば「食い散らかし」的な相場の場合、反動安が置き易いことを頭に入れておくべきだろう。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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