Yahoo!メールの「文面に応じた広告」は通信の秘密の侵害?

2012年6月27日 08:00

印刷

記事提供元:スラド

あるAnonymous Coward 曰く、 先日、Yahoo!メールがメールの内容を機械的にスキャンし、その内容に応じた広告を表示するということを発表したが(/.J過去記事)、これについて川端総務相がYahoo! JAPANに対し「事情を聞きたい」と述べたという(読売新聞)。

 メールの内容をスキャンする行為が電気通信事業法で保障する「通信の秘密」の侵害に当たるかどうか、というのが問題となっており、メールの受信者だけでなく送信者の同意も必要ではないか、また同様のサービスをすでに提供している米Googleは見過ごされているが、この対応との整合性はどうするのか、といったことを検討するという。

 スラッシュドットのコメントを読む | ITセクション | 検閲 | インターネット | Yahoo!

 関連ストーリー:
ヤフー、Yahoo!メールを解析してインタレストマッチ広告に反映させる予定 2012年06月10日
特定のサイトを閲覧できないようにしていた公衆無線 LAN に行政指導 2012年04月05日
総務省、Google日本法人に対して「通信の秘密」侵害で指導 2011年11月11日
ISP でのパケット検閲による行動ターゲティング広告、総務省が容認 2010年05月31日

 

※この記事はスラドから提供を受けて配信しています。

関連記事