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りそな銀、「エンディングノート」を預かる業界初の信託サービスを開始
りそな銀行は19日、6月20日より、ハートトラスト「心の信託」の取扱いを開始すると発表した。同商品は、相続発生時にすぐに必要となる資金を、顧客があらかじめ指定した受取人がいち早く受け取ることができる信託の機能と、顧客が作った「エンディングノート」を預かり、受取人へ確実に届けるサービスを合わせて提供する信託サービス。金銭に加えて、最近関心が高まっている「エンディングノート」を銀行が預かり、届けるサービスの提供は、業界初の取組みとなる。
通常、相続発生時の預金等の引き出しには一定の手続きと時間が必要だが、ハートトラスト「心の信託」を利用した場合、相続手続の終了前であっても、葬儀費用や生活費の支払いなどすぐに必要になる資金を、あらかじめ指定した受取人が受け取ることが可能になる。また、信託期間中の信託元本は本人であればいつでも引き出すことが可能。顧客自身で払戻し手続が不可能な場合には、顧客の医療費に限定し、指定の受取人が引き出すこともできる。
また、身の回りのことや財産に関する情報、自身の思い出や系譜などを綴った自分史などを書き残す「エンディングノート」への社会的関心が高まっていることを背景に、今回、りそな銀行オリジナルの「エンディングノート」として、「オリジナルブック」と「オリジナルカード」を用意した。顧客が作った「エンディングノート」を銀行が預かり、相続発生時に遺族に届ける。
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