アップルが「iOS 6」を発表、今秋に提供開始 200以上の新機能を搭載

2012年6月12日 13:06

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 米アップルは11日(現地時間)、世界で最も先進的なモバイルオペレーティングシステムに200以上の新機能を搭載した「iOS 6」を発表した。iPhone、iPadおよびiPod touchユーザを対象に、今秋提供開始する予定。なお、アップルは「iOS 6」をプレビューし、iOS Developer Programのメンバーにベータバージョンをリリースした。

 「iOS 6」はiPhone、iPadそしてiPod touchのユーザを対象に、今秋、無償のソフトウェアアップデートとして提供される。「iOS 6」は、アップルのデザインによる地図作成機能、ターン・バイ・ターンのナビゲーション、そして驚くべき新機能であるFlyoverビューを備えたまったく新しいマップアプリケーションや、より多くの言語に対応し、スポーツスコア、おすすめのレストラン、そして映画の一覧への簡単なアクセスを特長とするSiriの新機能を搭載。加えて、通知センターやSiri、さらには写真アプリケーションやSafari、マップなどのFacebook対応のアプリケーションから直接投稿できる機能も備える、連絡先およびカレンダーとのFacebookの統合を特徴としている。そのほか、iCloudを使ったフォトストリームの共有、すべてのパスを一カ所に入れておくための最も簡単な方法となるPassbookなどの機能がある。

 「iOS 6でも続く急速なペースでの革新により、Appleは携帯電話を再定義し、iPadというカテゴリーを創造し、すべてのデバイスを通じて最高のモバイルエクスペリエンスを提供している。新しいマップアプリケーション、拡張されたSiriのサポート、Facebookとの緊密な統合、フォトストリームの共有そして革新的なPassbookアプリケーションを含む、iOS 6の素晴らしい新機能を何億人ものiOSユーザが体験するのを見るのが待ち切れない気持ちだ」と、アップルのiOSソフトウェア担当シニアバイスプレジデントのスコット・フォーストール氏は述べている。

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