EFFプライバシーレポート2012発表、SkypeやVerizon、myspace、foursqureのプライバシ保護方針が酷評される

2012年6月5日 15:07

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記事提供元:スラド

taraiok 曰く、 非営利団体電子フロンティア財団(EFF)が、企業が収集した個人データやアクティビティログの扱いを審査した「EFFプライバシーレポート2012」を発表した。レポートでは星の数で評価を示しており、最高点は星4つ。評価が悪かったのはVerizon、Skype、myspace、foursquareで星0個(MAIN DEVICE本家/.)。

 Apple、AT&T、Comcast、loopt、Microsoft、米Yahoo!などは星1つ。いっぽう高評価だったのは米国のブロバイダSonic.netで星4つ、ついでTwitterが星3つ半、Dropbox、Google、LinkedInなどが星3つだった。評価項目は下記項目となっている。

 Tell users about data demands:政府が企業に対して利用者データの開示を求められた場合、いつ情報が求められ、政府に開示されたかをユーザーに対して知らせる態勢が整えられているかどうか。これにより、政府からの過剰な情報要求を防ぐことができる。 
 Be transparent about government requests:どれくらいの頻度で利用者データを政府に提供するか、また政府にデータを提供することを公開し、それについてのポリシーを定めているかについてを評価。 
 Fight for users' privacy rights in the courts:政府と利用者との間で裁判などが起きたときに、政府からいつどのように利用者データを求められたなどを証言するための準備ができているかどうか。 Fight for users’ privacy in Congress:利用者を保護するための法律を整備することについて支援を行っているか。

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