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東芝、世界初19nmプロセスのNAND型フラッシュメモリ採用のPC向けSSDを商品化
世界で初めて19nmプロセスの東芝製NAND型フラッシュメモリを採用したPC向けのSSD(画像:東芝)[写真拡大]
東芝は4日、世界で初めて19nmプロセスの東芝製NAND型フラッシュメモリを採用したPC向けのSSDを商品化し、今年8月から量産を開始すると発表した。
新商品は、2.5型HDDと同じ幅、長さのケースに入った、厚さ9.5mmおよび7mmのタイプと、小型でケースのないmSATA(厚さ3.95mm)の計3タイプがある。また、記憶容量は64GBから512GBで、合計11製品のラインアップを展開する。新商品は、高速データ処理の必要なハイエンドのノートブックPCやデスクトップPC、外付けストレージ、産業用PC、組み込みシステムなどに最適。
新商品は、最新の高速インターフェース規格である「SATA Revision3.1」に対応するとともに、東芝独自のNAND型フラッシュメモリの高速化技術により、従来製品に比べ読み出し速度が2.2倍以上の524MB/s(500MiB/s)、書き込み速度が2.4倍以上の461MB/s(440MiB/s)を実現している。また、SSDコントローラの電源制御技術により、世界最高水準の0.1W以下を実現した。
さらに新商品は、東芝独自開発の誤り訂正技術である「QSBC」を新たに採用。「QSBC」では複数のエラー訂正回路それぞれがSSD内部で発生する様々なエラーに対処することで、効率的でより精度の高い処理を実現している。
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