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毎日新聞とスポニチ、月900円のスマホ・タブレット向けデジタル媒体を創刊
毎日新聞社とスポーツニッポン新聞社は24日、iPadやiPhone、Android OS搭載のタブレットとスマートフォン向けに、有料デジタル媒体「TAP-i(タップ・アイ) by 毎日新聞+スポニチ」を、5月25日に創刊すると発表した。
「TAP-i」は「ニュースを、さわろう。」をコンセプトに、「読む」だけの新聞から「さわって感覚的にニュースを得る」ことを目指した新しいニュース媒体 。特に、普段は新聞を読まず、日常的な情報のほとんどをスマートフォンやタブレットから入手している若い世代に向け、「TAP-i」を新しい情報入手ツールとして受け入れてもらうことを目指したという。
「TAP-i」は、新聞紙面では掲載しきれない多数の写真を収録し、動画ニュースもふんだんに取り入れたビジュアルな編集が売り。高画質な写真で、スポーツの舞台裏など記事だけでは伝えきれない現場の臨場感を届ける。また、主な記事やコラムは音声合成システムを使って読み上げることができ、通勤電車の中でもイヤホンで記事を聴いて最新情報を知ることが可能。そのほか、「TAP-i」のナビゲータ役を務めるCGキャラクターの「アイ」が月曜から土曜まで登場し、主要ニュースと話題をバーチャルスタジオから映像を交えて紹介してくれる。
また今回、毎日新聞とスポニチがそれぞれの得意分野を生かし、「TAP-i」の編集で協力。豊富な取材ネットワークを生かし、さまざまな分野のニュースや情報を「TAP-i」で届ける。日本で最も長い伝統を持つ総合紙の毎日新聞と、日本を代表するスポーツ総合レジャー紙のスポニチの両コンテンツが同時に読めるデジタル媒体となっており、政治、経済はもちろん、芸能ニュースや海外の話題も豊富に取り上げている。
なお、「TAP-i」はPCで閲覧するWebサイトではなく、ダウンロード型のコンテツとして月額900円で提供する。また、毎日新聞の購読者には月額500円で利用できる「TAP-iプラスコース」を用意した。さらに8月末までは、無料お試し期間として0円で利用することができる。
購読には専用アプリを利用する。iPadなどiOS端末では、毎朝自動的に最新号がダウンロードされる仕組みとなっている。休刊日はない。ソーシャルメディアとの連携も可能で、読んで見て終わりではなくTwitterやFacebookを通じて友人や知人と情報共有できるのも特長。また、ダウンロードした「TAP-i」は端末の記録容量が許す限り過去の号を保存できる。容量は1号約200メガバイト。今後予定しているアップデート後は、気になるページを保存する「スクラップ機能」を提供するという。
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