【注目のリリース】青山商事は武井咲・佐々木希さん起用でレディスも好調

2012年5月11日 17:11

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

■前3月期は営業利益35%増加!自社株買いも発表

  青山商事 <8219> (大1)は11日の大引け後、2012年3月期の決算と自己株の取得(自社株買い)を発表。連結業績は、売上高が前期比3.5%増の2000.4億円となり、営業利益は同34.8%増の182.7億円、純利益は同3.2倍の91.0億円と好調だった。自社株買いは、発行済株式総数の2.97%に相当する200万株を上限に、5月15日から8月31日の期間で実施する。

  12年3月期は、全国的なクールビズやウォームビズ商品需要の高まりに対応し、クールビズやウォームビズ商品の品ぞろえを強化するとともに、10月から、若年層をターゲットにした新機能スーツ「次世代Rストレッチスーツ」、「次世代Rアクティブスーツ」の展開を開始するなど、新たな客層の取り込みに注力した。期末の店舗数は790店舗(新規出店・移転18、閉店4)。

  レディスについては、10月から、就活やフレッシャーズのイメージキャラクターとして女優の武井咲さんを新たに起用するなど、若年層の取り込みを図るとともに、1月からは、レディスのイメージキャラクターである佐々木希さんプロデュースのコラボレートブランド「n.line bynozomi」の展開を開始し、好調に推移した。

  今期・13年3月期の連結業績予想は、売上高が2.9%増の2059億円、営業利益は0.1%増の183億円、純利益は6.6%増の97億円。1株利益は152円63銭。

  株価は4月20日に1775円の高値に進み、その後の調整も浅いまま、下値は5月1日の1613円、本日の1600円。高値に進む途上で1600円前後のもみ合いを形成してきたため、調整過程ではこの水準を下支えに下げ止まる可能性があり、チャート観測でも、ちょうどいい位置に来たといえる。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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