ツタヤが図書館を企画・運営、佐賀県武雄市とCCCが提携

2012年5月7日 12:12

印刷

 「TSUTAYA(ツタヤ)」を運営するカルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)は4日、佐賀県武雄市と、武雄市図書館・歴史資料館(佐賀県武雄市武雄町大字武雄5304-1)の企画・運営に関して基本合意したと発表した。

 進展する高齢社会の中で豊かな生活を実現するための中核的施設として、武雄市図書館・歴史資料館をより市民価値の高い施設として運営するにあたり、CCCが運営する「代官山 蔦屋書店」のコンセプト及びノウハウを導入し、同図書館の企画及びそのための重要な手段として付属事業を展開することについて、武雄市とCCCが提携する。

 今回の提携により、武雄市図書館は「20万冊の知に出会える場所」となる。また、雑誌販売、文具販売、電子端末を活用した検索サービス、カフェ・ダイニング、Tカード・Tポイントなど、「代官山 蔦屋書店」のノウハウを活用した品揃えやサービスが新たに導入される。さらに映画・音楽も充実され、開館時間も365日、朝9時~夜9時までとなる。なお、新図書館は2013年4月1日に運営開始となる予定。

関連記事