関連記事
凸版印刷の電子チラシポータルサイト「Shufoo!」、テレビ局8局と提携
画像:凸版印刷 [写真拡大]
凸版印刷は3日、同社が運営する国内最大級の電子チラシポータルサイト「Shufoo!(シュフー)」において、テレビ局8局と提携し、本日からエリア版「Shufoo!」のサービスを開始すると発表した。今回提携するテレビ局は、北海道放送、福島テレビ、新潟総合テレビ、北陸朝日放送、東京メトロポリタンテレビジョン(TOKYO MX)、テレビ静岡、広島ホームテレビ、九州朝日放送。提携により、エリアのチラシ情報をコンテンツとしたインターネットメディアである「Shufoo!」と、ローカルエリアのテレビ局が協力し、ローカルエリアでの「電子チラシお届けサービス」の普及を促進。地域の生活者と企業を結ぶ買い物情報のプラットフォーム構築を目指していく。
具体的には、凸版印刷が各エリアのテレビ局へ「Shufoo!」のインフラを提供し、凸版印刷と各テレビ局でエリア版の「Shufoo!」を立ち上げる。各テレビ局はCMや自社のウェブサイトを用いて地域の生活者に対し、「MYチラシポスト」(毎日新着チラシが配信されるPC用デスクトップウィジェット)の利用を促進、「電子チラシお届けサービス」を強化する。
「MYチラシポスト」が広がることで、生活者は日々の買い物情報の要である「チラシ」の閲覧がより容易となり、チラシ掲載企業はリアルの折込チラシだけでは届きにくくなった生活者に対し、効果的に買い物情報を届けることが可能になる。収益はチラシ掲載企業からの広告料で、サービスの利用状況に応じて凸版印刷とテレビ局で収益を分配する。
なお今回、PCサービスにおける提携からスタートし、今夏にはスマートフォンでのサービスを展開する予定。また、さまざまなテレビ局や新聞社といったマスメディア企業と提携し、日本全国で「Shufoo!」を活用した買い物情報のプラットフォーム構築を進めていく。2012年度中には47都道府県を網羅し、エリア版「Shufoo!」をスタートさせる予定。さらに放送領域での情報提供も視野に入れた、通信と放送が融合した新しいサービスを目指していくという。
関連情報
スポンサードリンク