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MIT が開発した「ソーラータワー」、パネル単体出力の 20 倍を叩き出す
記事提供元:スラド
eggy 曰く、
太陽光発電といえば、建物の屋上に取り付けられたソーラーパネルが一般的となっている。だが MIT の研究によれば、キューブ状の太陽電池を縦に積み上げた「三次元構造」のソーラータワーのほうが、ソーラーパネルと比べて出力が 2 倍から 20 倍にもなることが分かった (Science Blog の記事、本家 /. 記事より) 。
高出力であることに加え、タワー型の太陽電池は省スペースな場所でも設置できる利点があり、屋根の形状が平たい屋上や、都市部特有の土地が狭い環境でも設置することができるのだそうだ。だがソーラータワーを複数設置する場合、タワーどうしが互いの上に影をおとしてしまうため、今後はソーラータワー群の研究を行うとのこと。このソーラータワーはアコーディオンのような構造を持っているのだが、その理由は「平たい状態で運搬できるようにし、設置する現場で開いて組み立てる」という案がもとになっているからなのだという。駐車場にソーラータワーを設置して電気自動車の充電を行うといったことも可能になる。
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