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楽天証券、ひびき証券と金融商品仲介業に関して業務提携
楽天証券は27日、ひびき証券と、3月22日に「業務提携に関する合意書」を締結したと発表した。
ひびき証券は、1913年の創業以来、顧客重視の良質なサービスの提供を責務とし、顧客の資産状況やニーズに応じた運用アドバイスを行っている対面型の証券会社。今回の合意書の締結後、ひびき証券は現在の事業を再編し、新たに設立した金融商品仲介子会社、ひびきフィナンシャルアドバイザー(以下、ひびきFA)にリテール証券営業事業を実質的に承継する。また楽天証券およびひびき証券は、ひびきFAと金融商品仲介業に係る業務委託契約を締結する。
今回の業務提携により、楽天証券はひびきFAに対してその豊富な商品ラインアップや最先端のトレーディングシステム等を提供し、ひびきFAでは営業員が顧客の真のニーズに応える独立系フィナンシャルアドバイザー(IFA)として質の高いコンサルティングサービスを提供するビジネスモデルを構築し、サービスを展開する。
これにより、ひびき証券はひびきFAを活用し、営業員が持つ顧客重視の視点と運用アドバイス能力に、楽天証券の商品ラインアップと業務インフラを融合することで、これまで以上に低い業務コストで質の高いサービスの提供ができるようになる。
さらにひびきFAでは、保険や相続対策など、顧客の幅広いニーズに応えるため、各業務に関する外部のプロフェッショナルとも連携することで、顧客の資産に関するトータルサポートを提供していく。なお、ひびき証券は今回の事業再編が完了後、自己ディーリング業務と投資運用業務を中心として業務を継続する。
楽天証券では、2008年に独立系フィナンシャルアドバイザー(IFA)を活用した対面型の金融アドバイザリー事業「楽天IFAサービス」をスタートした。楽天IFAサービスは、1000本を超える投資信託や米国・中国・アセアン地域の株式、多様な債券プロダクトなど楽天証券の豊富な商品ラインアップとシステムインフラを独立系金融仲介業者に活用してもらうことで、よりきめ細かなアドバイザリー業務を顧客に提供できるビジネスモデル。現在、約30社の金融仲介業者と契約を締結し、現在200人近くのIFAが活動している(2012年3月23日現在)。
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