NTT西日本など3社、医療機関向けクラウドサービスを提供

2012年3月16日 10:55

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 横河医療ソリューションズ、NTT西日本、NTTスマートコネクトは15日、ICTを活用したより良い医療、より良い社会の実現に向け、医療機関向けクラウドサービスの提供に向けて協業することで合意したと発表した。協業の第一弾として、4月中旬から、医療機関においてCTやMRIで電子的に撮影された医用画像データをデータセンターで保管するサービスを販売開始する。

 今回の協業では、横河医療ソリューションズが保有する豊富な医療専門知識や医療機関へのシステム導入実績を背景とした質の高い技術とノウハウ、ならびに、NTT西日本グループの信頼性の高いネットワーク・データセンター基盤とクラウド技術とノウハウを活かし、医療機関向けクラウド分野において、先進的かつ付加価値の高いサービスの開発・提供を推進していく。

 今後は、遠隔読影(緊急・在宅含む)基盤システムのサービス化によって地域医療連携を活性化するとともに読影医師の負担の軽減を目指す。また、医用画像関連業務・システムのアウトソーシング化によって医療従事者の負担の軽減につながるサービスを検討していく。さらに将来的には、蓄積した情報を活用した画像・診療情報交換のための地域医療ハブ機能の提供や患者個人の健康情報を集約し、健康ポータル、コミュニティークラウドとして活用していく可能性を検討していく。

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