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大学生が選んだ就職先人気企業、文系男子は商社がトップ3 理系は東芝・日立
就職支援事業を展開するダイヤモンド・ビッグアンドリードは31日、大学生が選んだ「就職先人気企業ランキング2012」を発表した。同社の発表によると、文系男子の人気就職先企業は、1位:三菱商事、2位:住友商事、3位:三井物産で、商社がトップ3を占める結果となった。三菱商事は3年連続の1位。
また、5位には伊藤忠商事、7位に丸紅がランクインするなど、文系男子の商社志向を反映したランキングとなっている。さらに、4位:三菱東京UFJ銀行、8位:三井住友銀行、9位:みずほフィナンシャルグループ、10位:三菱UFJ信託銀行と、銀行系が軒並みランクイン。長引く不況を反映し、大学生の大手志向は強まっている。
理系男子のトップ3は、1位:東芝、2位:日立製作所、3位:三菱商事となっている。4位にソニー、6位にパナソニック、7位にNTTデータがランクインしており、やはり大手企業が人気となっている。東芝は3年連続1位だった。JR東日本は昨年18位から順位を上げ、9位にランクインしている。
文系女子のトップ3は、1位:東京海上日動火災保険、2位:三菱東京UFJ銀行、3位:ジェイティービー(JTB)グループ。1位と2位は昨年と順位を入れ替えただけ。JTBは昨年14位から大きく順位を上げた。また、4位:みずほフィナンシャルグループ、5位:三井住友銀行、9位:三菱UFJ信託銀行と銀行系は文系女子でも人気企業となっているほか、6位:住友商事、10位:三井物産と商社も根強い人気。8位には例年人気のオリエンタルランドがランクインしている。
理系女子のトップ3は、1位:明治グループ、2位:ロッテ、3位:資生堂。1位と2位は昨年と変わらず。資生堂は根強い人気を見せている。また、4位に森永製菓、5位に日清製粉グループ、7位にカゴメ、9位にサントリー、10位に味の素がランクインしており、食品系の企業が理系女子には人気となっている。日清製粉グループは昨年のランク外から一気にトップ10入りとなった。また、NTTデータが昨年のランク外から6位に急上昇している。
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