【銘柄診断】日本パワーファスニングは今期も連続増益が有力になり新展開入り

　　日本パワーファスニング <5950> （大２）はここへきて上昇力を増し、１月２４日には昨年３月３１日の高値１３７円を更新し、新展開に踏み込んできた。

　　耐久性、耐震性に優れた耐力壁を強化する木造用耐震ねじを手掛けており、耐震関連株として認知され、人気を集めている。

　　前２０１１年１２月期は主力の建築用特殊ねじの需要増などを背景に営業利益は３億８０００万円（前々期２億５４００万円）と大幅増益を達成した模様だ。そうした好業績の反動で今２０１２年１２月期の業績に不安が持たれ、それが今１つ人気が付きにくい要素となっていた。

　　しかし、太陽光発電パネル組立事業が順調に推移する一方、成長市場の中国で自動車部品の生産拡大を図ることにより今１２月期についても増益が有力との見方が広がり、見直し買いが膨らんでいる。また３月９日を最終期日に自社株買いをおこなっていることも下値をサポートする要因になりそう。（情報提供：日本インタビュ新聞社＝Ｍｅｄｉａ－ＩＲ）

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