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ダイセルと三井化学、新会社「DMノバフォーム株式会社」を発足
記事提供元:エコノミックニュース
富士キメラ総研によると、2011年の発砲プラスチックス市場は81万5739トンで6615億円が見込まれており、2015年までには87万167トン、7189億円にまで拡大する見込みであるという。そのような中、ダイセルと三井化学は、高発泡プラスチック製品の製造販売を行う両社の子会社の合併により、新会社「DMノバフォーム株式会社」を発足させると発表した。
今回の合併は、ダイセルの子会社であるダイセルノバフォーム(以下、ノバフォーム)と三井化学の子会社である東北ポリマー(以下、東北ポリマー)の両社が、これまで行ってきた高発泡プラスチック製品事業の基盤強化を目的とするもの。新会社は、ノバフォームを存続会社、東北ポリマーを消滅会社とする吸収合併により2012年4月1日付けで発足する。
発泡プラスチックは空気やガス等で膨らませるため、軽量である反面、重量当りの容積が大きい製品である。その為、輸送コストの関係から地産地消の要請が強い。今回の合併では、主に関東地方以西を販売エリアとするノバフォームと東北地方を販売エリアとする東北ポリマーの合併により、効率的な全国展開を図るものになる。さらに、両子会社の主力である果実用包装だけでなく、資材土木建築用資材など非農業分野においてもダイセルグループと三井化学グループの販売チャネルを活用した拡販を進めるという。
※この記事はエコノミックニュースから提供を受けて配信しています。
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