「三井アウトレットパーク 木更津」が4月13日にオープン、171店舗が出店

2012年1月24日 17:54

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ピアストリート(イメージ)(画像:三井不動産)

ピアストリート(イメージ)(画像:三井不動産)[写真拡大]

  • フードコート側エントランス(イメージ)(画像:三井不動産)
  • コーストプラザ(イメージ)(画像:三井不動産)
  • フードコート(イメージ)(画像:三井不動産)
  • 「三井アウトレットパーク 木更津」位置図(画像:三井不動産)

 三井不動産と、ららぽーとマネジメント株式会社は24日、千葉県木更津市の金田東特定土地区画整理事業地内において、シリーズ12施設目となる三井アウトレットパークの開発を進めてきたが、今回、施設名称を「三井アウトレットパーク 木更津」とし、第1期では店舗面積約28,000m2、171店舗(うちアウトレット店148店)にて、今春4月13日にオープンすることを決定したと発表した。なお、最終期には店舗面積約40,000m2、店舗数約200~250店舗の日本最大級のアウトレット施設へ拡張する予定。

 「三井アウトレットパーク 木更津」は、出店する171店舗中、アウトレット“日本初出店”21店舗を含む、“関東地方初出店”が46店舗となる。海外ラグジュアリーブランドをはじめ、有力セレクトショップ、国内外の高感度ファッション、スポーツ&アウトドア、アクセサリー、ファッション雑貨など、さまざまなジャンルが集結する。

 約650席を誇る大型フードコートは、木更津の「津」が表す「船着場」に泊まるクルーザーの甲板をイメージしてデザインした大空間で、各地の人気グルメが集結する。地元有名旅館によるわっぱ飯や県内の人気ラーメン店、地元牧場のスイーツなど、地元ならではのメニューも展開する。

 さらに、「BOSO CITY RESORT」をコンセプトに、リゾート感と開放感の溢れる施設空間を演出。海沿いの自然豊かな立地特性を生かしたリゾート感溢れる「コーストプラザ」をはじめ、施設内をさまざまな表情で彩り、来場者に買物だけでなく街歩きを楽しんでもらえる空間を創出する。施設中央には大屋根空間を整備。全天候型の明るい空間となる「ピアストリート」では、さまざまなイベントを催すステージを設置して賑わいを演出する。フードコート屋上にはオーシャンビューテラスを設置。東京湾やアクアライン、天気の良い日には、東京スカイツリーや富士山の雄大な景色を楽しめる。

 東京湾アクアライン利用で、東京都心部・神奈川県など首都圏広域からも優れたアクセスを実現。同施設は、東京湾アクアラインの千葉県側着岸点の木更津金田インターチェンジから約1kmと、千葉県内はもとより、東京都心部および神奈川県湾岸エリアを含めた首都圏広域からのアクセスに優れた立地となっている。羽田空港からの所要時間は約25分で、国内はもとよりアジアをはじめとした海外からの顧客にも利便性が高く、積極的に観光客の誘致も行うという。

 また、近隣JR駅からの路線バス、東京・神奈川方面からのアクアライン高速バスなど公共交通機関も充実している。同施設の近傍に位置するJR内房線の木更津駅・巌根駅・袖ヶ浦駅から、開業に合わせて同施設に路線バスが運行予定であり、鉄道を利用して来る顧客のアクセス環境も飛躍的に向上する。東京湾アクアラインを通る高速バスも充実しており、同施設の近傍に位置する木更津金田バスターミナルまで東京駅から約40分、袖ケ浦バスターミナルまで品川・川崎・横浜・新宿などの主要ターミナル駅から全て60分以内でアクセスが可能。また、同施設に直接乗り入れる便や両バスターミナルから同施設への路線バスも運行され(認可申請中)、高速バスでのアクセスにも優れた施設となっている。

 そのほか、省エネ機器の積極採用による消費電力の削減(三井不動産の既存施設比 約20%減)、ショッピングセンターとして東日本最大規模となる約600kwの太陽光発電設備を設置する環境に配慮したスマートな施設計画も特長。共用部照明を原則LEDとするだけでなく、店舗区画についてもLED照明の採用率向上を実現する。また、発電機搭載型GHP(ガスヒートポンプ)の採用、建築部材に再生木を使用するなど、環境に配慮した取り組みや、電気自動車(EV)充電設備の設置など、電気自動車の利用増加にも対応した取り組みも行う。

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