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【銘柄診断】オンキヨーはティアックとの提携で極低位思惑再燃ももみ合い
オンキヨー <6628> (JQS)は23日、5円高の124円と急反発して寄り付いてあと、2円安まで下げるなど前週末20日終値を挟んでもみ合った。
20日大引け後にティアック <6803> (東1)との資本・業務提携を発表、今年1月4日に開示した米ギターメーカーのギブソン社の資本・業務提携では2日間のストップ高を演じ、昨年来高値175円まで急伸したことを連想し極低位値ごろ株買いが再燃したが、上値が重いとして利益確定売りも交錯した。
ティアックとの提携は、オンキヨーのアンプ、スピーカーのアナログ・デジタル技術と、ティアックの音響機器、航空機搭載用記録再生機器などの情報機器などの両社のブランド力、販売力、技術力、生産力を持ち寄って相互補完、新規カテゴリー製品・サービスの共同開発、製品の相互供給、販売チャンネルの相互利用などを進め、両社の企業価値を向上させることを目的にしている。
資本提携は、ティャックが第3者割当増資で発行するオンキヨーの株式583万3300株(発行済み株式数の9.42%)を120円で取得する一方、オンキヨーは、ティアックの筆頭株主、第2位株主から市場外相対取引でティアック株式2893万2000株(同10.0%)を取得する。同提携は、来3月期業績から寄与し、ティアックでは年間3億円程度の営業利益改善効果を見込んでいる。
オンキヨーの株価は、昨年11月に今3月期業績を下方修正し、純利益が3億円の赤字(前期は5800円の黒字)と悪化したことから上場来安値68円まで突っ込み、底値圏推移からギブソン社提携で底上げした。なおティアックは、6円高の45円まで上げて反発している。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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