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エステー、フマキラー、NSファーファの3社が資本業務提携
エステー、フマキラー及びNSファーファ・ジャパンの3社は19日、本日開催されたエステーの執行役会、フマキラーの取締役会及びNSファーファ・ジャパンの取締役会において、3社間で資本業務提携を行うことを決議し、同日付で基本合意を締結したと発表した。
エステーは、これまで消臭芳香剤・防虫剤・手袋・除湿剤等の分野で強みを持ち、業容の拡大を目指してきた。一方、フマキラーは、これまで殺虫剤・家庭用品・園芸用品・業務用品等の分野で業容拡大を図ってきた。また、NSファーファ・ジャパンは、石鹸・合成洗剤・柔軟剤等の分野で業容拡大を図ってきた。
資本業務提携の理由について3社は、「今回、3社の事業領域が互いに補完関係にあることを活かし、今後の事業活動に関し、ノウハウ及び人的資源を相互に補完し、協力することで、3社の事業の発展、収益性の強化及び顧客満足度の向上に努め、3社の企業価値及び株主共同利益の更なる向上・発展のために、資本業務提携を実施する運びとなった」と説明している。
今回の提携をより強固なものとし、信頼関係を構築するために、エステー及びフマキラーは、NSファーファ・ジャパンが新たに発行する株式を、第三者割当増資の引受により取得する予定。出資比率はエステーが25%、フマキラーが5%となる。また、エステーは取締役1人、フマキラーは監査役1人を、NSファーファ・ジャパンに派遣する。
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