【銘柄診断】アインファーマシーズは来期も高い増益率をキープできるかが焦点

2012年1月19日 14:54

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

  アインファーマシーズ <9627> は昨年12月22日の高値3760円から調整場面に入っていたが、新年入りとともに下げに拍車がかかり始めている。今回の下げについては格別な材料は見当たらないが、中低位株の人気が活況度を増す中、動きの鈍さから乗換え売りの対象となっているようだ。

  調剤薬局既存店では処方日数の長期化に伴う処方箋単価の上昇により、売上、利益とも前年を上回る水準で推移。加え、調剤業務のオートメーション化及び業務の標準化による労働生産性の向上、ジェネリック医薬品の使用推進による、同医薬品専門卸の子会社ホールセールスターズとの相乗効果等により利益率が改善、今2012年4月期は営業利益96億7000万円と前期比19%増益が見込まれている。

  ただ、こうした好業績はこれまでの上昇トレンドで十分に織り込まれており、来2013年3月期も高い増益率をキープしていくことができるかどうかが最大の注目点になりそう。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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