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【銘柄診断】ソニーは底打ちに期待だが、見えない業績回復の道筋がネックに
ソニー <6758> の低迷相場が長い。昨年2月22日の3105円高値からいいところなく下げ相場が続いている。
長期波動では2000年の1万6950円からの下降トレンドが継続中である。テレビ事業の苦戦が続いているため昨年7月に公表した今2012年3月期の営業利益は2000億円から200億円(前期1998億円)に大幅減額された。このサプライズのある業績悪化を嫌気して、昨年11月22日に1253円の安値を示現し、これで大底を打ったかに見えたが、まだ底打ちとはっきり確認できないのが悩ましいところ。
同社は個人投資家の人気ランキングでは常に上位に入る銘柄。そのため株価が下がると押し目買いが入り信用買い残が膨れ上がる傾向が顕著。
結局そうした買いが回転しないまま団子状態になっているわけで、本格出直りには需給の好転が不可欠、外国人投資家は同社を日本株を見る上での指標株としてみているだけに、市場全体としても同社の戻りを期待したいところだ。テレビ事業の抜本的な構造改革など、先が見える材料の浮上が望まれる。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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