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【銘柄診断】サクラダは収益面のサポートなく人気相場は短期で終了の公算も
■37円の高値は大納会の値段に比べれば94%の上昇率
サクラダ <5917> は新年に入り一気の急騰相場に転じてきた。大納会は70万株の商いで19円の引け。そして大発会は商いが305万株、引値22円と一躍大人気となり、1月10日には36円の高値を示現、11日も一時37円の高値まで買い進まれストライドを伸ばしてきた。37円の高値は大納会の値段に比べれば94%の上昇率である。ここに低位株の魅力がある。少しの値幅でキャピタルゲインを獲得できるため、個人投資家の参入意向が強いのが低位株の特徴だ。
昔から仕手株として人気をはせた株で、1990年5月の1882円、そして1996年の10月の970円示現の際にはK氏介入の思惑がはやされた経緯がある。
今回は復興需要を期待した橋梁株全体の人気に支えられた面が強いが、同社自体は。今2012年3月期は営業損失3億5000万円(前期は17億1100万円の損失)と相変わらず業績は低迷している。収益面でのサポートがないだけに人気は一過性のものに終わる可能性も考えられる。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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